おすすめ本の輪

小説のレビューというか書評的な読書感想文みたいなのを書いてきます。

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『悪夢のギャンブルマンション』 木下半太 舞台化希望

      2016/02/02

最近読んだ本003

『悪夢のギャンブルマンション』(文庫)

おすすめ度☆☆(星数別索引&説明

木下半太(作家別索引

幻冬舎文庫 2009年10月 

サスペンス コメディ(ジャンル別索引

 

 

おすすめポイントを百文字で

単なるイカサマギャンブル対決物かと思いきや、第三、第四の勢力も入り乱れた金と命をかけた駆け引きは最期までハラハラドキドキできます。作者は舞台の脚本家だけあって、舞台にしたらすごく面白そう。

 

 

あらすじ

一度入ったら、勝つまでここから出られない……。勝負に勝って鍵を貰わないと移動できないように、建物がまるごと改造された裏カジノ。オカマ・ママのマッキーら四人は、恐喝に悩む仲間のためにここを訪れた。各部屋で待ち受ける、薄気味悪いディーラーと、巧妙な罠。借金は増える一方だし、死体にまで遭遇。ここから無傷で脱出できるのか!?(作品紹介より)

 

 

作者は舞台俳優で脚本家

作者の木下半太はもともとは、舞台俳優で脚本家だったそうです。そういわれてみると、場面変換が少ないこの作品は舞台っぽいですね。コミカルよりで舞台したら楽しそうです。

 

 

荒唐無稽な設定がおもしろい。

入り口一つ以外コンクリートで固められた脱出不能なギャンブルマンション。マンションのなかには胡散臭い様々なタイプのディーラー。ラッパーのようなやくざに白髪の殺し屋。味方は胡散臭いギャンブラーに戦うオカマ。 これでもかと荒唐無稽でコミカルな設定からしてなんだかおもしろい。

 

 

ただのギャンブル対決ではない。

前半は敵のイカサマを見破って勝ち進んでいくギャンブル対決物なのですが、徐々に話はきな臭い方向に。死体はでるは、大金は出てくるは、麻薬まででてくるしまつ。 主人公チームと裏カジノの対決の隙をついて、別の思惑を持った勢力がいくつも複雑に絡み合って話が進む上に、裏切り裏切られのやり取りは、最期までハラハラドキドキ、ジェットコースター的に楽しめます。

 

 

書評的感想文のまとめ

荒唐無稽すぎてコミカルな設定なのに人がとある人物が死ぬのは後味が悪い。ネタバレになるので詳しくは書けないけど、ある人物が死んでしまうので個人的には後味が悪いです。

 

後味をあまり良くないまま終わらせるなら、もう少しシリアスな設定がいいし、この話のような設定なら、ギャグっぽくしてもいいので、最後みんな生きてましたっな感じが良いかと思いました、というとで星二つです。

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