おすすめ本の輪

小説のレビューというか書評的な読書感想文みたいなのを書いてきます。

*

ルーヴル№9~漫画、9番目の芸術~@森アーツセンターギャラリー

   

ルーヴル№9~漫画、9番目の芸術~

に行ってきました。

東京では2016年9月25日ですでに終了です。

大阪では2016年12月1日(木)− 2017年1月29日(日) ※12月31日、1月1日は休館 11:00 – 18:00(最終入場17:30)

場所はグランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボです

 

福岡では2017年4~5月開催予定

名古屋では2017年7月15日(土)- 9月3日(日) 松坂屋美術館 だそうです。

詳しくはルーヴル№9のホームページで

 

 

混雑具合と客層

東京での開催は終了しましたが、参考までに。私が行ったのは、9月25日、日曜日の東京最終日です。入場はアーリーインチケットというローソンで販売しているちょっと早く入場できるチケットで9時45分に入場しました。

 

アーリーインチケットを買っている人は20人くらいだったので、混んでいることでのストレスはほぼなく、どの展示品もかぶり付きで見ることができました。ただ、台詞が少ない漫画の所はすいていて、台詞が多い漫画だとちょっと混んでいました。

 

他の会場でこのアーリーインチケットがあるかどうかは発表されていませんが、もしあるようなら事前に購入することをおすすめします。展示品は全て漫画なのでかぶり付きで見たいと思うので。

 

客層は30代以下の若い人が8割以上を占めていました。また、カップルと女性同士の友達連れが多かったです。

 

 

ルーヴル№9とは

そもそも№9とはなにか。フランスの芸術の序列には一から八番まで「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」という順番があるとされます。

 

そして、「バンド・デシネ」という日本でいう漫画が発展しているフランスでは9番目の芸術として位置づけられています。そこで、ルーヴル美術館は、「バンド・デシネ」や日本の漫画でルーヴル美術館を表現するという企画を立ち上げ、日本とフランスの作家16人にルーヴル美術館をテーマに漫画を描いてもらいました。

 

今回のルーヴル№9では日仏16人の漫画の原稿が展示されています。長編も漫画も多いので途中が端折られているのが残念ですが、修正液の後が見える原稿やネームなど見られます。デジタル機材での漫画の製作風景などは興味深かったです。

 

 

日本の作家

日本作家は荒木飛呂彦(代表作『ジョジョの奇妙な冒険』)、谷口ジロー(『孤独のグルメ』)、松本大洋(『ピンポン』)、五十嵐大介(『海獣の子供』)、坂本眞一(『イノサン』)、寺田克也(『バーチャファイター』のデザイン)、ヤマザキマリ(『テルマエ・ロマエ』)の八人。

 

そうそうたるメンバーなので、漫画好きだったらこの八人の原稿が見れるだけでこの美術展に行く価値があるかと。個人的には『ジョジョ』が好きなので、荒木さんの原稿をみれてテンション上がりました(ちなみにタイトルは『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』)。

 

他に目を引いたには、坂本さんの作画風景の動画。デジタル機材を使っているのですが、ちょっとずつ絵が出来上がるようすがなんだか感動的でした。

 

作品的には『岸辺露伴 ルーヴルへ行』以外では、松本大洋さんのルーヴル美術館に隠れ住むねこの話が気になりました。

 

 

フランスのパンド・デシネ

日本の漫画とは似ているようで、違う部分も多いフランスの「パンド・デシネ」。その違いは実際に美術展に行って確かめて欲しいのですが、個人的にはエンタメとしては日本のほうがいいのかなと思いましたが、「パンド・デシネ」は芸術性が優れていました。

 

ただ、遺伝子操作によってブタの遺伝子を組み込まれた考古学犬が出てくる話など、エンタメっぽくて興味深い作品もありました。

 

 

まとめ

展示品のほとんどは漫画や「パンド・デシネ」の原稿なので、漫画に興味がない人にはおすすめできません。一方で上の八人の日本人作家の一人でも好きな人は、行く価値があるかもしれません。お気に入りの作家の原稿やネーム、製作風景の動画を愉しんだうえで、フランスの作家の漫画も楽しめると思います。

 

ただ、美術展につき物のオリジナルグッツに、荒木さんの作品のものがほとんどないようだったので、荒木グッツ目当ての人にはおすすめできないかもしれません。なんか、大人の事情を感じさせるグッツのラインナップでした。

よろしかったらクリックお願いします。

 

 - 美術館・博物館