おすすめ本の輪

小説のレビューというか書評的な読書感想文みたいなのを書いてきます。

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『背すじをピン!と』 横田卓馬 (四巻の感想UP)三巻まで読めばわかります

      2016/04/08

おすすめマンガ005

『背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~』(既刊三巻)

おすすめ度☆☆☆☆☆

横田卓馬(おすすめマンガ)

ジャンプコミックス  2015年11月

 

 

おすすめポイントを百文字で

主人公と頑張り屋のヒロインが健気で応援したくなります。読んでいて頑張れ、頑張れと何度思ったことか。また、試合や文化祭の雰囲気がすごく伝わり、学生時代を思い出しました。嫌なキャラがいないのもいいですね。

 

 

あらすじ

部活紹介で競技ダンス部の華麗なパフォーマンスに感動した高校一年生の土屋雅春は、体験入部で同じく未経験の亘理英理と出会う。未知の世界に踏み出した二人を待つのは!?青春部活ストーリー、ここに開幕。(一巻作品紹介より)

 

 

一巻を発売日に購入

しました。

 

小説も好きですがマンガも大好きでいまだに少年ジャンプを毎週買っている私ですが、コミックを買う際はわりと慎重というか3,4巻出て、確実に面白いと分かってから集めだすのが普通でした。しかし、『背すじをピン!と』は生まれて初めて一巻を発売日に買いました。

 

 

頑張れって声に出してしまいそう

競技ダンス(社交ダンスみたいなもの)というマイナーなスポーツを取り上げてはいますが、内容は青春部活ストーリーです。主人公の土屋君と亘理さんは初心者として、競技ダンス部に入部します。

 

少年誌にありがちな必殺技は出ませんし、主人公がものすごい身体能力の持ち主でもありせん。それどころか、土屋君はきれいな先輩とダンスできたら楽しいかもといった動機で入った普通の男の子です。けれど、頑張り屋の亘理さんに引っ張られる形で練習し、二人はちょっとずつダンスを覚えていきます。

 

ここの過程がすごく上手く描かれています。新しいことに挑戦し、他人から見ればたいしたことではないけど新しい技術を身につけたときの高揚感というか、躍動感が伝わってきます。そして、どんどんダンスにはまっていく感じが分かるので、自然と応援したくなります。ダンスをやったことはないけど、新しいことを身につけたときのテンションが上がる感じは誰でも共感できますしね。

 

あと、ヒロインの亘理さんが、健気で頑張り屋なのも応援したくなります。おとなしい感じの女の子なのですが、公園で自主練をしていたりと頑張っているので、父親目線で応援してしまいます(独身ですが、、)。

 

試合のシーンでは思わず「頑張れ」と声が出そうになるほど、感情移入さしてくれるマンガです。

 

 

雰囲気を伝えるのが抜群に上手い

上で書いた新しいことを覚えたときの高揚感もそうですが、雰囲気を伝えるのが抜群に上手いマンガです。例えば、学校の文化祭でクラスみんなで遅くまで残っていて、ちょっとおかしなハイテンションになっている様子や、部活の初試合の緊張と期待の入り混じった感じなど、上手く表現されているので学生時代を思い出しました。

 

この雰囲気を伝えるのが上手いのがこのマンガの一番の特徴ですが、いやな奴がいないのももう一つの特徴といえるかもしれません。相手の足をひっぱてのし上がろうとするようなキャラクターが(今のところ、そしておそらく今後も)いないので安心して楽しめます。

 

 

三巻の感想&第二回次にくるマンガ大賞一位

発売日に一巻を購入したといいましたが、それだけ気に入っていたのでここで早く紹介したくてたまりませんでした。が、三巻が出るまで我慢したのにはわけがあります。

 

三巻で二人は文化祭でオリジナルダンスの発表をすることになりました。しかし、本番直前に亘理さんの様子がおかしくなってしまいます。過去のあるトラウマを引きずってしまって動けないでいる亘理さんを、土屋君が助け出す、という流れです。これが最終回かというほど(作者本人もおまけページでつっこんでますが)感動的なできばえで、ダンスシーンに使われている曲(ワン・ダイレクションです)も印象的です。

 

このシーンまで読んでもらえれば、このマンガが面白しろいと分かってもらえると思ったので、三巻までまって紹介することにしました。

 

と、もたもたしていたらこのマンガが第2回次にくるマンガ大賞(外部リンクです)で一位になりました。好きなマンガが認められるのはうれしいのですが、俺が先に見つけた感が減ってしまったのは悲しいです。

 

 

最新刊四巻の感想

全国大会の前哨戦として出場した大会の、ラテン部門の決着がつきます。決勝で八巻・秋子ペアが部長・リオペアに挑戦します。八巻ペアが決勝用に取っておいた秘策が炸裂して、結果は、、、、。

 

といった内容の四巻。主人公ペアが初心者で、ダンス自体を楽しむタイプに対して、八巻は勝負にこだわるタイプなのですが、これもスポーツの一面。ちょっとスポ根っぽくもありこれはこれで、面白い。あと、部長のラスボス間がハンパないです。どっちもがんばれ。

 

四巻の後半はスタンダード部門の一次予選。金龍院・神宮寺ペアと因縁の宮大工・柏ペアの実力も明らかになります。うん。安心してください。みんな良い奴です。宮大工君も天然は入ってますが、いい子です。主人公達や御木君たちと切磋琢磨して欲しいですね。金龍院君は部長のライバルにふさわしいキャラの濃さですが、個人的にはパートナーの神宮寺さん踊りに入る前の掛け声がツボです。

 

土屋・亘理ペアは相変わらず楽しそうにダンスを踊っています。スローフォックストロットのうまく踊るための作戦がちょっとかわいいです。

 

スタンダード部門の結果は五巻に持越しです。気になる、、、

書評的な読書感想文のまとめ

ちょっとでも興味がわいたら三巻までは読んでください。三巻まで読めばわかります、ということでおすすめ度は星五つです。

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