おすすめ本の輪

小説のレビューというか書評的な読書感想文みたいなのを書いてきます。

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『ペンギンと暮らす』 小川糸 「Fairlife」の春嵐

   

書評的な読書感想文260

『ペンギンと暮らす』(文庫)

おすすめ度☆☆(星数別索引&説明

小川糸(作家別索引

幻冬舎文庫 2010年4月

エッセイ ノンフィクション(ジャンル別索引

 

 

おすすめポイントをほぼ百文字で

ふんわりとした雰囲気の日記エッセイ。ご飯の話題が多いのですが、美味しいそうだっり、考えさせられたりします。他は、旦那さんや音楽活動の話。多分、小川糸さんのファンじゃないと楽しめないかも。正直私は微妙でした。

 

 

あらすじ

夫の帰りを待ちながら作る〆鰺。風邪で寝込んだときに、友人が届けてくれた菜の花ご飯。元気を出したい人の為に、身体と心がポカポカになる野菜のポタージュ……。大切なお客さまの為ならば、八百屋を6軒はしごすることも厭わない。そんな著者の美味しくて愛おしい、もてなしの毎日。ベストセラー『食堂かたつむり』の著者が綴る日記エッセイ。(作品紹介より)

 

 

『食堂カタツムリ』の作者のブログ

今回の作品は以前紹介した『食堂カタツムリ』の作者の小川糸さんのブログの日記をまとめた作品です。食堂を舞台にした作品を書いている作者さんだけあって、食べることがお好きな方のようで、おいしそうな話だったり、ちょっと考えさせられるご飯の話が多いです。例えば

干し野菜のラタトゥイユを作ろうと、切った野菜を一晩ざるに広げて干しておいたところ、翌日、茄子の表面にきれいな玉ができていた。

ズッキーニも玉ねぎも同じように干していたのに、できていたのは茄子だけ。

草原の朝露みたいで、とってもきれい。

それで、見ているだけではもったいなくて、どんな味がするのかな?と思って試しになめてみた。

びっくり!!!

甘い。

こんなおいしいジュースは、飲んだことない。(P151)

といった様子。『食堂カタツムリ』よりおいしそうかもって思ってしまったこともしばしば。

 

また、オーガニック食品やブロイラーがどう育てられているかを撮った映画の話など、ちょっと考えさせられる話も。私はちょっと斜に構えた性格のなので、オーガニック食品が必ずしもいいとは思っていませんが(生産性とかも大事だと思うし)、いろいろ考えてしまいました。

 

 

「Fairlife」の春嵐

シンガーソングライターの浜田省吾さん、作曲家でギタリストの水谷公生さん、作詞家の春嵐さんでなる音楽制作グループを「Fairlife」といいます。その「春嵐」さんが実はこの作品の作者の小川糸さんで、水谷さんは小川さんの旦那さんです。

 

なので、今回の作品には「Fairlife」などでの音楽活動の様子や旦那さんとの出来事もしばしば書かれています。ちなみにタイトルのペンギンは旦那さんのことです。

 

ファンのかたはうれしいのかなって思いました。

 

 

書評的な読書感想文のまとめ

『食堂カタツムリ』の作者らしいふんわりとしたおいしい日記です。また、音楽活動や旦那さんの話はファンの方なら楽しめるのかなって思いました。ただ、私はそこまでファンではないので残念ながらおすすめ度は星二つです。

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